岡山広告温泉2010

2011年3月15日火曜日

「おかやまデザインフォーラム2011」に行ってきました。

3月5日(土)、山陽新聞さん太ホールで開催された、おかやまデザインフォーラム2011に行って来ました。

さん太ホールの玄関


パネリスト:
・原 研哉さん(http://www.ndc.co.jp/hara/)
・梅原 真さん(http://minaminote.exblog.jp/10466669/)
・印南 比呂志さん(http://www.shc.usp.ac.jp/innami/)
進行:岡山県立大学 吉原直彦さん

まず、岡山県美術展覧会(岡山県展)の話がありました。
2年前にデザイン部門が設立されて、原研哉さんも審査委員に参加しているとのことです。
過去2年分のデザイン部門の受賞作品の紹介と来年の作品募集のお知らせがありました。
デザイン部門の出品数が減りつつあることに問題意識があり、
今年の公募をどうするか、その前にデザインの本質について話し合うべきとのことで
このたびのデザインフォーラムを開催することになったそうです。

■最初のパネラーは日本デザインセンターの原 研哉さん
・SENSEWAREプロジェクトの話 http://tokyofiber.com/ja/
・住まいの話「スケルトン(建物)&インフィル(内装)」
・JAPAN CARプロジェクトの話 http://japancar.designplatformjapan.com/
・Ex-formation・女 セミナーの話 http://www.youtube.com/watch?v=odu9YbQipOU
(印象に残った言葉)
・これからは人口の減少とともにデザイナーの職能も変化していく。
・デザインのデザイン
・デザインは説得業・・・自分がどのように考えてこのデザインになっているか
・僕も昔は、今のようには、しゃべれなかった。ボキャブラリーを少しずつ増やしていった。
・就職なんてするな、仕事は自分で作り出すものです。

■2番目のパネラーは、滋賀県立大学教授の印南 比呂志さん
・東京都臨海副都心景観計画の話
・学生とのプロジェクトの話 「近江楽座学」http://ohmirakuza.net/
(印象に残った言葉)
・巨大なプロジェクトではチームワークは大切だけど出席率を物差しにするものではない.
・今は滋賀県での街づくり等のプロジェクトが進行している。
・今まで色々と大きなインフィルづくりをやってきて実感したことは、公平さよりも独自性を大切にすること。
・デザインの善し悪しは、参加者の最大公約数ではなく、いかに気付くかということ。

■3番目のパネラー、地域資源のデザインのエキスパート 梅原 真さん
・山形の新幹線の通常の4倍売り上げる売り子の話。→後ろ向きでカートを引く。
・実は茶どころ四万十川 しまんと緑茶 http://www.shimantoryokucha.co.jp/
・漁師が釣って漁師が焼いた 土佐のカツオ一本釣り http://www.myojinsuisan.com/
・間城正博・作 山のてっぺん 山北みかん http://www.sho-pat.com/brand/discussion/15.html
・84プロジェクト http://www.kochi-84project.jp/
・砂浜美術館Tシャツアート展 http://sunabi.com/doc/tshirt.html
・しまんと地栗
(印象に残った言葉)
・各事例のキャッチコピーが印象的。(しまんと地栗のネーミングなど)
・自分の色は出さないようにしてる。商品の魅力を全面に出す。
・アカデミックなデザイナーが絶対やらないことを現場の人とあえてやる。

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